私は、アジアのBL界隈を推す住人、主人もある界隈のオタクです。
結婚当初は、私は非オタクでした。
そう!結婚してからオタクになったのです。
結婚生活10年目ではれて?オタクの仲間入りをし、夫婦生活もオタク同士13年目。
「オタク同士の結婚、メリットやデメリットを知りたい」
「オタク婚が上手くいくコツある?」
「オタクだけど結婚できるか不安・・・」
「パートナーがオタクだとどんな感じ?」
夫婦でオタクのメリットは、全般的に推し活というものにお互いの理解があるという所。
デメリットは、独身の時のような推し活はできないという所。
実際に現在オタク同士の結婚生活を送っている筆者が、実体験を交えながら「オタク婚」のメリット・デメリットや推し活をしながらの結婚生活についてまとめました。
*この記事は、私見であるという事をご理解ください。すべての方に当てはまるという事ではありません。
オタク同士の結婚メリット・デメリット

メリット
オタ活を堂々とできる
実は、私の周りでよく聞くのが「旦那に内緒で推し活してる」という言葉です。
パートナーがオタクではない場合、推し活に制限がかかるのも現実。
「遠征に行きたくても言い出せない」
「グッズを買っても段ボールの中に隠してる」
「夜中に隠れて推しの映像を観てる」
など隠して推し活をするのは苦しい・・・。
その点、オタク同士だと隠す必要がなく、お互いの推し活を尊重しあえます。
我が家も「推しのライブ配信があるから家事は8時までには終わらせたい」「今日は一人で本屋に行きたい」などそれぞれの希望をすり合わせて生活しています。
これは「推し活をするのは楽しい」「推し活は生活にうるおいをもたらす」という事を知っているからこその理解だと思います。
パートナーがオタ友にもなる
私と主人は推している界隈は違うものの「推しが尊い」をいう認識は共通しています。
子供が寝たあとに「推し活談義」に花が咲く事もしばしば。
この時間が、夫婦としても良い時間を過ごせているなと思っています。
私が推している「ボーイズラブ」は、世間一般的には少しアングラ感があるというかちょっとリアルな友人には言いにくいジャンル。
そんな話をしても主人はなんのその、むしろイラスト好きな主人は「このBLマンガ面白いよ」と薦めてくれるという事もあります。
私も主人が好きなジャンルの物を薦めることもありますし、お互いの趣味にもアンテナを張っている状態なのも楽しいです。
居心地の良さを実感できる
オタク友達を一緒にいると「安心する」「ありのままの自分でいられる」「まったりできる」このような気持ちが夫婦でも実感できます。
どちらかが非オタクだと、自分が推し活をしていることに後ろめたさを感じてしまったり、好きな気持ちにブレーキをかけてしまうことも。
実際、パートナーに隠して推し活をしている人もいますし、自分の好きな事を堂々とできないのはとても苦しい。
私も非オタクとの結婚だったら、こんな居心地の悪さを感じていたかもしれないと思います。
一緒に楽しめる事が増える
推しているジャンルが同じだと、イベントに一緒に出かけたりなど趣味の時間を共有でき、楽しい思い出を作ることができます。
趣味が違うと、やりたい事が違うので、休日を別々に過ごす事も多くなってきますよね。
私と主人は、推しているジャンルは違いますが、主人が行きたいと思っているイベントも行ってみたいなと思っています。
同じ時間の共有は、知らない事を知るきっかけとなったり、視野が広がるきっかけになったりもするので一緒に楽しむ事ができる環境づくりもしていきたいものですね。
デメリット
お金を使いすぎてしまう
お互いに推し活をしていると、ついつい財布の紐がゆるみがちになる事がありますよね。
先ほども書きましたが、結婚をしたらお金の使い方を2人でよく話し合う必要があります。
お金の事で揉めるのは、夫婦あるあるですので、ここはきちんとしておきたいですね。
物が増える
推しのグッズがどんどん増えて、収納場所に困ることは多いです。
我が家は、転勤族のため定期的に断捨離をしているのですが、それでも「推しのグッズ」は増えいきます。
我が家は、コミックが多いので、引っ越す時の段ボールの重さがはんぱない(笑)。
電子書籍も読みますが、家族全員紙派・・・なんです。
定期的に本棚を見直して【ブックオフ】公式宅配買取サービスにお願いしています。
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周りからの理解が得られにくい
オタクと言うだけで、偏見の目で見る人も少なからずいます。
特に年配の方は、オタクの認識がアップデートされていないため、厳しい意見をもっている人も。
私は、自分の趣味嗜好は、周りには話していません。
知っているのは、主人と古くからの友人1人(彼女はアイドル推し)のみです。
やっぱり「BLが好き」なんてまだまだ大きい声では言えないんですよね。
全ての人に理解が得られるジャンルとも思っていない。
でも、理解してくれる人が身近に1人でもいる事が大切で、幸せなことだと思います。
私は、オタク同士の結婚にはデメリットをあまり感じていません。
むしろ、メリットの方が多いのでは?と経験をとおして思っています。
オタク婚をする前に知っておきたいこと

まずは、自分をよく理解する
自分の事を分かっているようで分かっていない。
そんな方は、意外と多いのではないでしょうか?
一度自分の事をよく知る機会を持って良いかもしれません。
婚活をするにあたっても、「個性分析」や「EQテスト」など自分を分析をし、客観的に自分の事を知るという事が行われています。
・個人の「強み」、「弱み」を把握できる
・現状を知ることができる
・仕事などにも活かすことができる
分析は、自分の能力の高い低いを知るためのものではなく、自分を知るための道具です。
まずは、自分をよく知り、婚活に活かす事が大切。
婚活や人間関係における「自分の課題」や「自分に合った解決方法」を的確にアドバイスしてくれるオンライン講座もあり、好評なようです。
「個性分析」で最適な婚活と相性の見分け方を学ぶ講座

自分のオタクレベルはどの程度かを知る
ライトなオタクとガチなオタクでは、同じジャンルを推していても「話がかみ合わない」なんて事は、どんな推し活の場でも起こりうること。
私達夫婦は、どちらかと言うと「ライト」なオタク。
好きは好きだけど、生活を犠牲にしてまでは推し活をしないタイプです。
ここの価値観が違うと、一緒に生活をするのは厳しいかもしれません。
たとえ同じジャンルが好きでも、熱量の差があるとどうしてもズレが生じてきます。
自分はどの熱量のオタクなのか、相手に求めるオタク度をもう一度確認をしておくことをおすすめします。
パートナーの趣味嗜好をどこまで受け入れることができるか?
例えば、同じアニメ好きでもジャンルは細かく分かれていますよね。
男性向け・女性向けなど大きな括りでいくとジャンルは同じだけど、細かくみていくと「全く理解できない」となる場合があります。
自分の許容範囲を超えている、趣味嗜好の人とお付き合いするのは難しい場合があるので、自分の許容範囲を知っておくことも大切です。
コミュニケーションがきちんと取れるか?
オタクじゃなくても、コミュニケーションが取れない相手と四六時中一緒にいるのはしんどい。
私も主人もコミュニケーション能力に長けているわけではないですが、2人の時はよく話します。
子供にも「パパとママはずっとおしゃべりしてる」と言われるほど(ずっとオタ話をしているわけではないですが)。
会話がかみ合わない、無反応、目が合わない、自分の話しかしないなど、コミュニケーションがとれない結婚生活は嫌気がさす・・・と思います。
人とコミュニケーションを取るのが苦手だし、しり込みしてしまう気持ち、すごく分かります。
そんな時は、その道のプロ相談してみるのもオススメです。
日本最大級のまなびのマーケットでは、約2万の講座を開校している学びのプラットフォームです。
オンライン講座があり、自分の悩みを解決できる講座も多数あり。
もちろんコミュニケーションに関する講座もたくさんあります。
推し活主婦の結婚生活が上手くいくコツ

・子供がいる場合は、子供優先
・お互いの推しを尊重する
・コミュニケーションをしっかりとる
・自分の推し活ばかり優先させない
・お金の使い道ははっきりさせておく
基本は家族・子供中心
我が家の場合は、推し活をしていても、当たり前ですが家庭の事や子供の事は、最優先です。
たまに「親なのにまだこんな事をしているの?」と白い目で見てくる人もいますが、オタク活動は親だろうが何だろうが関係ないと思っています。
でも推し活をして、子供に寂しい思いをさせてはNG。
節度をもって、自分の好きな事もやっていくスタイルを心がけています。
お互いの推し活を尊重する
私が1番タブーだと思っている事は、「パートナーの推し活を否定すること」。
基本、私は人様に迷惑をかけなければ、趣味はどんなものでも良いと思っています。
主人も私がBL好きでも否定しませんし、私も主人の推し活には特に何も言いません。
家族がいても1人で楽しい事に没頭する時間は、日々の疲れた生活の中では大切だと思います。
お互いに気持ちを尊重する気持ちは持ち続けたいですね。
コミュニケーションをしっかりとる
オタク同士の結婚に限らず、夫婦のコミュニケーションは大切ですよね。
夫婦は、家族と言えども他人なので、普段からのコミュニケーションは、意見を理解する、絆を深めることに繋がります。
私もコミュニケーションがあまり取れていないと「誤解が生じやす」と感じたことが何度かありました。
私が推し活を自由できているのも、夫婦のコミュニケーションがあってこそだと思うし、信頼関係があるから私も主人の推し活には干渉しない事ができているのだと思います。
コミュニケーションは、思いやりの気持ちが大切。
相手の気持ちに寄り添う事を忘れずに過ごしたいものです。
お金の使い方をきちんと決める
オタクは、何かとお金を使ってしまう生き物。
グッズ、遠征、限定品など独身だった時は、使い放題だった推し活代は、結婚をしたら一度見直す必要があります。
「旦那ばかりが趣味にお金を使っている」「奥さんがグッズを買いすぎてイライラする」
などお金の使い方ですれ違いがおこってしまう事も。
「毎月どのくらい推し活にお金を使っているか」はお互いに確認しておいた方が良いと感じます。
お金の使い道や価値観が違うと結婚生活はきついものがありますから。
ただ、オタク同士だと「欲しい」という気持ちはよく分かるので、わりと許容範囲が広いことも確か。
我が家も「推し活に対するお金の許容範囲」は、広めではないかと思います。
主人が好きなキャラのフィギュアが発売予定となれば「予約しておいたら?」と後押ししますし、私もグッズ購入などに関しては一度も「ダメ」を言われたことはありません。
生活費を犠牲にしてはいけませんが、生活に困らなければ大丈夫かなというスタンスでいます。
自分の推し活ばかり優先させない
「主人ばかり趣味に時間を使って子供の面倒を見ない」
「妻ばかり自分の好きな事を優先させている」
推し活に限らずですが、こんな不満が少なからずあると思います。
「先週は、自分の趣味に時間を使ったから、どこか行きたい所に連れていくよ」など相手を思いやる行動や言葉はとても大切です。
労いの言葉や優しい言葉は、夫婦生活では本当に必要な事。
あなたのおかげで推し活が楽しめているという意思表示は、夫婦円満にも繋がると実感しています。
まとめ
結局のところ、結婚生活はオタクでも非オタクでも思いやりが大切です。
オタクでも相手を尊重する気持ちがないと結婚生活は続かないし、パートナーが非オタクでも寛容さや優しさがあればうまくいくと思います。
「結婚する相手は、推し活をしている人がいいかも」と思っている人は、今はオタク同士が出会える場も増えているし、婚活アプリやオタクに特化した結婚相談所もあります。
これらのツールをうまく活用し、出会いの場を作ってみるのもいいかもしれません。
私が若い頃は、オタク同士が出会うのはかなり難しかったので、今は出会いやすい良い時代になったなと思います。
「推し活をしている者同士だからこその楽しい結婚生活はある」と経験をとおして私は実感しています。
結婚生活は信頼関係の積み重ね、この人となら理解しあえると思える相手を見つける事が重要です。
この記事は、主観が入った内容になりましたが、どなたかなのお役に立てれば嬉しいです。

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