実家を整理していると、押し入れや棚の奥から 大量の家族写真 が出てくることがありますよね。
アルバムにきれいに整理されているものもあれば、箱の中でバラバラになっているもの、色あせた写真などさまざま。
でも、いざ処分しようとすると 「なかなか捨てられない…」 と感じることはありませんか?
実は、家族写真を捨てられないのには いくつかの心理的な理由 があります。
今回は、その理由と、 無理なく写真を整理する方法 について考えてみましょう。
家族写真を捨てられない主な理由
家族写真を捨てられない理由は、人によってさまざまですがいくつかあります。
思い出が詰まっているから
家族写真は、 過去の思い出が詰まった貴重な記録 です。
幼いころの家族旅行、運動会、七五三、成人式…
その一枚一枚に、その時の出来事や感情がよみがえるもの。
写真を捨てることは、 思い出を手放すことのように感じてしまい、なかなか踏み切れないのです。
家族や親戚に申し訳ない気がする
写真の中には、自分だけでなく両親や祖父母、親戚、友人の姿も映っています。
それを処分することで、 「家族をないがしろにしているのでは?」 という罪悪感を抱いてしまうことも。
特に 故人が写っている写真 は、 「これを捨てたら、本当に忘れてしまうのでは?」という気持ちになり、処分しづらくなることがあります。
いつか見返すかもしれないと思う
「今は見ないけど、いつか家族で思い出話をするときに必要かも」と考えてしまい、なかなか捨てられないケースもあります。
特に、子どもや孫に 「昔の写真を見せてほしい」と言われるかもしれないと思うと、処分に踏み切れない場合も多いです。
写真は「モノ」ではなく「記録」だから
普通の物なら、「使わなくなったから捨てる」という判断ができますが、写真は単なる物ではなく、人生の記録 です。
「一度捨てたら二度と手に入らない」
「残しておけば、いつでも思い出に浸れる」
こうした心理が働き、写真は他の物よりも処分が難しくなる のです。
無理なく写真を整理する方法
家族写真をすべて捨てる必要はありません。
しかし、 放置したままだとなかなか片付かないため、以下の方法で無理なく整理してみましょう。
いる写真・いらない写真を分ける
まずは写真を 「絶対に残したいもの」「迷うもの」「処分してもよいもの」 に分けてみましょう。
- 残す写真 → 家族の節目や特別なイベントのもの
- 迷う写真 → すぐに処分できないもの(別の箱に保留)
- 処分する写真 → ピンボケ、重複、景色だけの写真など
「全捨て」ではなく 大事なものだけを厳選する のがポイントです!
デジタル化して保存する
「捨てるのは不安だけど、置き場所がない…」という場合は、 デジタル化して保存する のがおすすめです。
一般家庭に写真が普及してから約50年が経ち、各家庭に約5000枚の写真があるといわれています。
- スマホアプリでスキャン(Googleフォトスキャン、Adobe Scan)
- スキャナーで高画質データ化(エプソン・キヤノンのスキャナー)
- 業者に依頼してDVDやクラウド保存(カメラのキタムラなど)
デジタル化すれば、 スマホやパソコンでいつでも見返せる うえに、場所も取らずスッキリします。
個人的には、お金は多少かかりますが、手軽さを考えると業者に依頼するのが1番かんたんでオススメです。
\まずは無料見積のご相談/
家族と一緒に整理する
「捨てるか迷う写真」は、家族と一緒に見返して整理 するとスムーズに進みます。
- 実家に帰ったときに 両親と一緒に昔の写真を見ながら選別 する
- 「この写真いる?」と 家族LINEに送って相談 する
- 必要な写真だけ 新しいアルバムにまとめる
家族で写真を整理することで、 「これは大事にしよう」「これは処分しよう」と納得しながら整理できる ので、罪悪感も軽減できます。
処分する写真の適切な捨て方
どうしても捨てるときは、 そのままゴミに出すのではなく、適切に処分 しましょう。
- シュレッダーで細かく刻む(個人情報を守るため)
- 塩をふって清めてから捨てる(気持ち的に安心)
- 神社やお寺でお焚き上げをお願いする(供養して処分)
まとめ
家族写真は すべて取っておく必要はありませんが、大事なものはしっかり残すことが大切 です。
整理しながら思い出を振り返るのも、家族にとって貴重な時間になります。
「思い出をスッキリ整理して、いつでも見返せる状態にする」ことを目標に、少しずつ進めてみてくださいね!
コメント