子どもの頃、算数の成績がずっとアヒル(五段階評価)…。
「はい、それは昔の私です」
小学生の頃から「算数コンプレックス」が強すぎて、仕事や私生活にも支障ができるレベル…。
いざ大人になってみると、日常のあちこちで算数力が必要になることに気づきました。
今回は、「算数ができなくて困った…」という大人のリアルな体験を、いくつかご紹介し、解決策までご紹介します。
割り勘がすぐにできない
ランチや飲み会でよくある「1人○円ね~」という場面。
端数が出たり、1人だけお酒を飲まなかったり、ちょっとした調整が必要なときありますよね。
「えーっと、3,480円を5人で…小銭ある人いる?」
すぐに計算できず、いつも電卓を出している自分に、ちょっと情けなくなります。

幹事やりたくない病…
セール価格が瞬時に分からない
「全品30%オフ!今だけ!」と書かれていても、「え、じゃあこの5,980円のバッグって、いくらになるの?」
と、頭の中がフリーズ。
周りの人は「安いね~」とサッと判断してるのに、自分だけタグを見つめたまま…。
こういうとき、算数ができるって強みだなと思います。

割引計算の仕方すら怪しいレベル…
子どもの宿題が教えられない
我が子が「ママ、この問題わかんない」と持ってきた小学4年生の算数。
「1/3+2/5って…えーと、通分して…」
しばらく考えて、「やっぱりパパに聞いて!」と言ってしまう始末。
あと、丸つけもしてあげられないんです…「先生、答え配ってください(切望)」
親としてちょっと情けないし、子どもに「ママもわかんないの?」と言われるのが地味にショックです。

毎回肩身が狭い
就職活動でSPIの非言語(算数)が解けない
大学時代に「もう数学はやらないで済む」と思っていたのに…。
就活の筆記試験、SPI(適性検査)で、まさかの「算数」が出てきてパニック!
「時間内に解ききれない」
「焦ってケアレスミス連発」
「そもそも日本語で何を聞かれてるのか分からない…」
と、苦い思い出になり、就活はほぼSPIで落とされ惨敗でした。
SPIは足切り要素にもなるため、算数が原因で内定のチャンスを失うというのはもったいない話です。
「もう少し早く対策しておけばよかった…」と後悔しました。
家計管理がごちゃごちゃ
家計簿をつけるときや、ローンの試算、積立NISAのシミュレーションなど、「利率」「年利」「複利」などの言葉が出てくると、もう拒否反応。
算数力があれば、もっと効率よくお金の管理ができるのに…。
「知らないこと」で損してる気がしています。
長さ・重さ・割合の感覚がない
DIYで「30mmのネジ」ってどれくらい?
料理で「1/4カップ」ってどのくらい?
子どもの体温で「0.3度上がった」と言われても、それってどの程度なの?
など、ちょっとした数字の感覚がつかめない場面が意外と多くて、しどろもどろになることも日常茶飯事です。
書類の数字が読めない・理解できない
確定申告や保険の説明書、年金の通知書など、重要な書類には必ず「数字」が出てきます。
でもそれがどういう意味なのか、読み解けない。
「たぶん大丈夫…」と感覚で進めてしまって、あとから後悔しまったこともありました。
大人の“生活算数”を学ぶには?
大人が「生活算数」を学ぶには、いくつかの効果的な方法があります。
私が実際試している方法も交えながらご紹介していきます!
日常的な練習を行う
毎日数分間、簡単な算数の問題を解く時間を設けることが重要です。
例えば、買い物の際に合計金額を計算したり、レシピの分量を調整する際に必要な計算を行ったりすることが役立ちます。
小学生向けの無料プリントサイトもあるので、活用してみてください。
教育系のYoutubeを活用する
便利な時代になったもので、YouTubeで分からない算数の単元を検索すると、丁寧に動画で説明をしてくれるチャンネルがたくさんあります。
特に、芸人の小島よしおさんのYouTubeチャンネル「小島よしおのおっぱっぴー小学校」では、算数の楽しさを交えながら単元を理解できる内容となっていてオススメです!
実生活での応用を意識する
生活の中で算数を使う機会を増やすことが大切です。
例えば、食料品の請求書を頭の中で計算したり、レストランでの割り勘を手動で行ったりすることで、実践的なスキルを磨くことができます。

実践スキルの大切さを大人になって実感…
子供に教える
子供の宿題を手伝うことは、自分自身の算数スキルを再確認する良い方法です。
教えることで、自分の理解を深めることができます。

子供のドリルを一緒に解くのもOK
定期的な復習を行う
基本的な算数の概念(足し算、引き算、掛け算、割り算、分数、パーセンテージなど)を定期的に復習することで、記憶を強化し、スキルを維持することができます。
お子さんがいる方は、一緒にドリルをするのも効果的!

まとめ|大人にこそ必要な“生活算数”
学生時代のような「難しい方程式」や「証明問題」はいらないけれど、SPIのような就職試験や、日常の家計、子育て、買い物など、生活に直結する算数の力は、大人になってからこそ必要です。
「できない自分が恥ずかしい…」ではなく、
「今からちょっとずつでも身につければいい」
そんな気持ちで、生活算数を見直してみるのもアリかもしれませんね。
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