算数力って何?苦手なままでいいの?大人にも子どもにも必要な理由とは

算数力って何?苦手なままでいいの?大人にも子どもにも必要な理由とは 算数
記事内に広告が含まれています。

「算数力ってそもそも何?」

「子どもの頃から苦手だけど、大人になってからも必要なの?」

そんな疑問を持ったことはありませんか?

実は“算数力”は、学生時代のテストの点数だけで測れるものではありません。

日々の生活の中で自然と使っている、重要な“生きる力”なのです。

この記事では、算数力の定義から、大人になってから困る場面、子育てや仕事との関係、そして今からでも育てられる方法まで、わかりやすく解説します。

算数力って何?ざっくり言うと「数字を使って考える力」

算数力とは、日常生活の中で数字や論理を使って問題を解決する力のこと。

具体的には、こんな力が含まれます。

  • 物の数量や大きさを見て、だいたいの量を把握する力(見積もり)
  • 時間を計算して予定を立てる力(時間感覚)
  • 割引や予算内で買い物をする計算力(金銭感覚)
  • 論理的に順序立てて考える力(論理的思考)

つまり、算数のテストが得意だったかどうかではなく、「暮らしに活かせるかどうか」が重要なのです。

大人になってからも、算数力がないと困ることがある?

「もう学校は卒業したし、算数なんて使わないよ」という人もいるかもしれません。

ですが、算数力が不足していると、こんな困りごとが起きがちです。

● 就職活動や転職時のSPI(適性検査)でつまずく

SPIなどの適性試験では、数的処理や表の読み取り問題がよく出ます。

基礎的な算数力がないと、試験で思わぬ苦戦をすることも。

● 家計管理がうまくできない

「今月あといくら使える?」

「これを買ったら予算オーバー?」

そんなときに暗算や割合計算ができないと、感覚任せになってしまいます。

● 子どもの算数の勉強を教えられない

子どもに「これわからない」と聞かれても、「ママもわからない…」と答えるしかないと、不安になりますよね。

私もそうなのですが、算数が苦手だと子どもに教えるのがストレスになることもあります。

そんな時は、塾や家庭教師にお願いするなど外部の人に頼るのも1つの手です。

親の算数力は、子どもにも影響する?

実は、「算数が苦手な親の子どもも、算数が苦手になりやすい」と言われています。

なぜなら、日常会話の中に自然に数字や論理的な思考が登場しないからです。

例えば、

  • 「3つずつ分けるといくつになるかな?」
  • 「半額っていくらになる?」

など、家庭内の会話に数字が登場することで、子どもの算数への抵抗感も薄れていきます。

自宅学習迷ったらまずは資料請求

算数力を鍛えるには?おすすめの方法4つ

算数力は何歳からでも鍛えられます。

大人になってからでも、「今からじゃ遅い」ということはありません。

むしろ、社会経験を積んだからこそ、算数の“必要性”や“使いどころ”がよくわかり、理解が深まりやすいというメリットもあります。

ここから算数力の鍛え方につい見ていきましょう!

1. 日常生活で「数字を口に出す」

  • レシートの合計金額を確認する
  • 割引表示を計算してお得度を見極める
  • 家計簿やお小遣い帳をつけて数字を整理する

生活の中には自然に“算数を使う場面”がたくさんあります。

年齢に関係なく、ちょっと意識を変えるだけで、毎日がトレーニングに!

料理中の分量計算、買い物中の割引計算など、数字を意識的に使いましょう。

数字を意識するって大切なんだ

2. 親子で一緒に楽しめるドリルやアプリを使う

たとえば、「大人の算数ドリル」や、小学生向けのタブレット教材など。

子どもと一緒に遊びながら、実は自分の力もついていきます。

今は、フリーの学習プリントや無料のアプリもたくさんあるので、自分が苦手な単元を集中的に勉強するのも良いでしょう。

3. 時間やお金の感覚を意識する習慣を

時間配分を考えながら行動する、買い物で「何%引きか」を計算してみるなど、小さな積み重ねが大切。

私もそうなのですが、算数が苦手だとついつい計算せずに買い物することもあります。

そのような苦手意識の部分も少しずつ克服していきましょう。

4. パズルやロジックゲームで遊ぶ

ナンプレや数独、論理クイズは算数力を楽しみながら鍛えるのにピッタリです。

パズルやロジックゲームは、解くために試行錯誤を繰り返します。

この過程が「論理的思考力」や「問題解決力」を自然と鍛えてくれます。

算数の文章題や図形問題に必要な“筋道を立てる力”を、遊びながら育てられるのです。

まとめ|“算数力”は一生モノのスキル!

算数力とは、単に「計算が早い」だけでなく、「日常の中で数字を使って考え、判断する力」。

就職活動、家計管理、子育て…どんな場面でも活かせる、一生モノのスキルです。

算数力は、「数字を読み解く力」「論理的に考える力」。

これは筋肉と同じで、使えば使うほど鍛えられます。

何歳からでも遅くありません。

むしろ、「今からやろう」と思えたこのタイミングこそがスタートです。

子どもと一緒に、あるいは自分自身のために、今日から少しずつ算数力を育ててみませんか?

自宅学習迷ったらまずは資料請求

コメント

タイトルとURLをコピーしました